共働き3児パパが選んだ食洗機|タンク式・分岐水栓式の選び方と置き方【体験談】

夜のキッチンに置かれた据え置き食洗機のイラスト 時短家電
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「夜まで洗い物に追われるのがしんどい」——共働きで3人の子どもを育てている我が家は、ずっとそうでした。

朝・昼・夜と1日に何度も洗い物に追われ、最後は気力でお皿を洗う毎日。そんな我が家に食洗機が来てから、家事の景色がガラッと変わりました。

ただ、いざ買おうとすると「据え置き?ビルトイン?」「分岐水栓式?タンク式?」と分からないことだらけで、正直かなり迷いました。

この記事では、実際に分岐水栓式の食洗機(パナソニック NP-TH5)を選ぶまでの過程と、使ってみた本音を全部書きます。「買って後悔したくない人」が、自分に合う1台を選べるように。

結論:共働きの食洗機は「夜、もう洗い物に追われない」気持ちのラクさが本当の価値

先に結論から。共働き家庭にとって食洗機の一番の価値は、「家事が時短になること」以上に——「夜、もう洗い物に追われない」という気持ちの軽さです。

我が家の変化はこんな感じです。

  • 洗い物にかけていた時間:30〜40分 → 食洗機に入れる前の予洗い約10分だけ
  • ガサガサだった手荒れが激減
  • 地味に面倒だった水筒洗いから解放
  • 何より、夜の時間が増えて、子どもや自分の時間が取れるように

「お皿はあとで機械が洗ってくれる」と思えるだけで、夜の心の重さが消えました。これが本当に大きいんです。

そして大事なことを先に。この価値は、食洗機ならタイプを問わず得られます。 タンク式でも分岐水栓式でも、手洗い地獄からは解放されます。違うのは「給水と設置のハードル」だけ。だから「どれが正解か」より「自分の家に合うのはどれか」で選べば後悔しません。

食洗機が来る前:1日2〜3回の洗い物+全員水筒の消耗戦

食洗機が来る前、我が家の洗い物は1日2〜3回ありました。

  • 朝食後:仕事に出る前の、時間がない中での洗い物
  • 昼・お弁当のあと:夕飯の前に片付けないと、夜の洗い物を置く場所がない
  • 夕飯後:量が一番多くて、ここが一番つらい

しかも家族全員が毎日水筒を持つので、食器以外の洗い物も多い。担当を決めていたわけではなく、「気づいた方がやる」という名の、お互いの消耗戦でした。

選び方①:ビルトイン vs 据え置き → 我が家は「持ち家だけど据え置き」にした

まず迷うのが「ビルトイン(シンク下に組み込むタイプ)」か「据え置き(カウンターやシンク横に置くタイプ)」か。ざっくり違いはこんな感じです。

  • ビルトイン:大容量で家族全員分を一気に洗える・本体が隠れて見た目スッキリ。ただしリフォーム工事が必要で、本体+工事で十数万円ほどかかる。シンク下の収納も1つ減る
  • 据え置き:工事が小さい(分岐水栓工事のみ、タンク式なら工事不要)・数万円+分岐水栓工事で始められる。ただし本体が見えて、置き場所のスペースが要る

ここで大事な事実を1つ。ビルトインと据え置きで、洗浄力に大きな差はありません。 違うのは容量・見た目・キッチンへの収まり方だけ。「高い方がよく洗える」わけではないんです。

我が家は持ち家ですが、あえて据え置き(分岐水栓式)を選びました。「持ち家ならビルトインが正解」とよく言われますが、共働きの我が家の判断はこうでした。

  • リフォーム工事+十数万円をかけるより、すぐに・手頃に時短を始めたかった
  • 今ある収納スペースを減らしたくなかった
  • 洗浄力は変わらないなら、無理に高い方を選ぶ必要はない

工事を大がかりにしたくない・今のキッチンを大きく変えたくない人は、持ち家でも据え置きは十分アリだと思います。

選び方②【最重要】タンク式 vs 分岐水栓式 → 我が家は分岐水栓式に

据え置きの中でも、ここが一番の分かれ道です。どちらを選んでも食洗機の価値は得られるので、違いは「水をどう引くか」と「置き方」だけ、と考えてOKです。

(なお最近は、タンク式と分岐水栓式の両方に対応した「2WAY」タイプもあります。最初はタンク式で使って、あとから分岐水栓式に切り替える、という選び方もできます。)

タンク式と分岐水栓式の比較表
タンク式と分岐水栓式のちがい

タンク式(本体に水を入れて使う)

  • メリット:費用が安い・工事不要で買ってすぐ使える・置き場所を選ばない(蛇口から離れた場所でもOK)。本体はコンパクトな小〜中容量モデルが中心
  • デメリット:給水の手間がやや大きいと言われます。一度に必要な水量が多く、容器で汲むと重くなりがち。回数を減らそうと大きな器でまとめて入れようとしても重くて大変、という声もあるようです(バケツからホースで汲み上げる方式もあります)

※我が家はタンク式は使っていないので、ここは調べた範囲での客観的な紹介です。

分岐水栓式(蛇口とホースでつなぐ)

  • メリット:給水の手間がない(蛇口から自動給水)・大容量で高機能なモデルを選びやすい(本体内に給水タンクがないぶん、同じ本体サイズでも食器を入れるスペースを多く取れる傾向)
  • デメリット:本体価格は高め。設置は蛇口の近くに限られる。さらに自宅の蛇口に「分岐栓」を取り付ける必要があり、部品代と工賃もかかります。我が家は分岐栓の部品代+工賃の合計で約2.5万円でした

注意したいのは、この費用が自宅の蛇口の型番で変わること。我が家はあとから分岐栓を付けられる蛇口だったので約2.5万円で済みましたが、蛇口の形によっては分岐栓が付けられず、蛇口ごと交換が必要になることも(その場合は費用がさらに上がります)。工賃の相場は5,000〜15,000円ほどで、ここに蛇口の型番で変わる部品代が乗るイメージです。

なので、買う前に自分の蛇口の型番を調べて、分岐栓に対応しているか確認を。家電量販店で型番を伝えれば調べてくれます。

食洗機の分岐栓と給水ホース・排水ホースの位置
我が家の分岐栓まわり(色は画像下の凡例を参照)

我が家は食洗機を少し高い位置に置きたかったので、毎回の給水やバケツの置き場が現実的ではなく、分岐水栓式を選びました。

タイプ別・どっちが向く?

  • タンク式が向く人:賃貸で工事したくない/費用を抑えたい/すぐ使い始めたい/給水の手間は許容できる/1〜2人暮らしで容量は小さめでも足りる
  • 分岐水栓式が向く人:持ち家、または工事OK/3人以上で毎日たくさん洗う/給水の手間をなくしたい/蛇口の近くに置き場所を確保できる
  • ※賃貸で分岐水栓式を検討する場合は、管理会社に「取り付けOKか・原状回復はどうするか」を事前に確認を。物件によっては設置できないこともあります

選び方③:設置場所と台を「先に」決める(満足度はここで決まる)

ここが、我が家の満足度を一番左右した工程でした。食洗機は「買う前に置き場所と台を決める」のが本当に大事です。

我が家はシンク横の狭いスペースに、高さ約30cmのラックを置き、その上に食洗機を設置しました。

食洗機の設置レイアウト(台の高さ・蛇口・ホース・コンセントの注意点)
我が家の設置レイアウトと、設置前の3チェック
  • 食洗機本体はラックより大きかったのですが、本体の「足」はラックに収まる幅だったので、問題なく乗りました。重さも心配でしたが大丈夫でした
  • 注意点:分岐栓を付けると、蛇口の高さが約3cm上がります。 我が家は蛇口のすぐ近くに食洗機を置いたので、蛇口のレバー(ハンドル)を上げ下げしたときに、横に置いた台にぶつからないかを事前に確認しました(その3cm分を考慮して台の高さを選んでいます)。蛇口の近くに食洗機を置く人は、特に要チェックです
  • ホースの取り回しと、コンセント(電源)の位置も要チェック。 蛇口から食洗機まで給水・排水のホースが無理なく届くか、そして近くに使えるコンセントがあるか。置き場所を決めるときに一緒に確認しておくと、設置当日に「ホースが届かない」「電源が遠い」と慌てずに済みます

設置で起きたリアルなトラブルも、正直に書いておきます。

  • 自宅の蛇口のカルキ汚れがひどく、部品を外すのに苦労した(最悪、壊れて別途パーツが必要になる可能性もありました)

ちなみに我が家は、設置業者さんに事前の下見(現地調査)をお願いしました。 自宅の蛇口の型と分岐栓の型番をプロに確認してもらえると、当日の「思っていたのと違う」を減らせます。

正直、ここまで調べて準備したからこそ「知っておけばよかった…」という後悔がゼロでした。食洗機は下調べが9割。これは声を大にして言いたいです。

我が家が選んだ機種:NP-TZ500 / NP-TH5 / NP-TA5を比べてNP-TH5に

分岐水栓式に決めたあと、まず「洗える容量(サイズ)」を決めて、そこからパナソニックの3機種に絞りました。これも「これが唯一の正解」ではなく、我が家の条件で選んだ結果です。

まず「洗える容量」を決める

容量が大きいほどたくさん洗えますが、その分、本体も大きくなります。

我が家は5人家族で置き場所も確保できたので、5人用サイズにしました。容量に余裕があると鍋やまとめ洗いもラクで、「入りきらない」ストレスがありません。

コツは、容量を家族の人数に合わせて先に決め、それが置ける場所を探すこと。この順番だと失敗しません。

3機種を比較してNP-TH5に

  • NP-TZ500:洗剤の自動投入つき。でも我が家は固形洗剤を1個入れれば済むので、自動投入は不要だと判断
  • NP-TA5:80℃の高温洗浄がない。油汚れをしっかり落としたかったので見送り
  • NP-TH5(採用):80℃洗浄あり・容量も十分。今は通常洗浄と80℃洗浄を使い分けていて、汚れ残りは気になりません

というわけで、我が家が選んだのは NP-TH5 でした。

正直レビュー:使ってわかった良い点・イマイチな点

実際に使ってみての、良い点とイマイチな点を正直に書きます。

良かった点

  • 油汚れがしっかり落ちる。高温洗浄で鍋の油もよく落ちます(※入れる前に大きな汚れだけは予洗いしています)
  • 乾燥機能が優秀
  • 動作音はありますが、あまり気になりません
  • 水筒が洗えるのが地味に最高。手洗いだと奥まで洗うのが面倒だったので、これは本当に助かっています

イマイチな点・注意点(ここが大事)

  • こびりついた汚れや焦げは落ちません
  • 食器の凹みに水が残るので、拭くか追加で乾かすことがあります
  • 透明のグラスは水の乾いた跡が気になることも(我が家は透明食器が少なく問題なし)
  • 子どものキャラクターのお箸は、色が剥げました
  • 5人用でも、効率よく置かないと洗える数が減ります(今は配置に慣れました)

完璧な家電ではありません。でも、これらを分かった上でも「もう手洗いには戻れない」というのが、我が家の本音です。

節水・電気代のこと:結論、食洗機ならどれを選んでもお得

「食洗機って電気代・水道代はどうなの?」も気になりますよね。結論だけ言うと、手洗いと比べれば、食洗機は水道代がしっかり安くなります。

メーカーの試算では、手洗いより水道代が年間1万円前後安くなる例もあります(※機種・回数・人数で変わるので目安。詳しくは各メーカー公式のシミュレーションで)。

ただ、ここで正直に言いたいのは——機種ごとの「節水額の差」は小さいので、私はそこでは選びませんでした。 「どれが一番節水か」で悩むより、給水方式(タンク式か分岐水栓式か)・容量・置き場所で選んだ方が、生活の満足度はずっと上がります。節水は「食洗機にすればどれでもお得」くらいの理解で十分です。

まとめ:共働きなら食洗機は「入れて損なし」。あとはタイプと置き方を選ぶだけ

共働きで毎日洗い物に追われているなら、食洗機は「入れて損なし」だと感じています。

大事なのは、次の2つです。

  1. タイプを選ぶ:賃貸・手軽さならタンク式/毎日大量・置き場所が確保できるなら分岐水栓式
  2. 置き場所と台を先に決める:ここで満足度が決まります

この2つを押さえれば、後悔しません。

我が家は分岐水栓式の NP-TH5 を選んで、「夜、もう洗い物に追われない毎日」を手に入れました。同じように「夜の洗い物がしんどい」共働き家庭の、選ぶヒントになればうれしいです。

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